ヨガのポーズはたくさんありますから、ちょっとした違いで別のポーズになったりします。
いくつかあるのでシリーズ化してみました。
今日は、“ベイビーコブラ”、“コブラ”、“アップドック”の違いです。
比較的優しいポーズ、ベイビーコブラ
別名、半分のコブラのポーズです。
ベイビーコブラになれたら、次はコブラ
まずは手の力になるべく頼らず、背筋を使って胸を反っていきましょう。
長時間このポーズをやっていて、腰に負担があるようでしたら腰だけでそってしまっているかもしれません。
尾骨を踵の方に引き下げる感じでおしりをしまっていきましょう。
最後に挑戦したいアップドック
アシュタンガヨガの太陽礼拝の中で出てくるアップドッグは、両手と足の甲だけが接地していて、骨盤や前ももは接地していません。両手は肩の真下にあり、両腕はまっすぐのびています。
後屈の基本は同じなので、ブジャンガーサナ(コブラ)の注意点とほとんど同じです。
アップドッグとコブラの大きな違いは、肘を伸ばして、手と足の甲だけで全身を支えるという点です。
全身を支えるには、肩の使い方がより重要になります。
胸を開いて肩甲骨を寄せながら、肩をすくめるのと逆の方向へ下げるように脇の筋肉を使います。耳と肩の間を広げていくイメージです。
胸を開くのが十分できていないと、肩が前に回ってしまうので、手よりも肩が前にくる形になります。これではうまく全身が支えられず、胸もうまく反れません。
支えるのに気をとられて、胸が反らず、首だけが上を見上げている形もよく見られます。これでは、全身がナナメになっているだけで、あまり後屈できていません。
みぞおちを伸ばしながら腕よりも前へ押し出していき、骨盤はあまり持ち上がってこないように床のほうへ向けるようにしましょう。
いろいろ気をつけるポイントがありますが、まずは肩の使い方を練習して土台をしっかりしてから、後屈の動作を深めていくようにしましょう。
3つの違いは上半身の上がり方
今回ご紹介したポーズの主な違いは上半身の上がり方です。
ベイビーコブラ、コブラ、アップドックの順で角度が急になっていきます。
どのポーズもしっかり手の力だけで上半身心を起こすのではなく、しっかり背筋を使って上に伸び上がりましょう!
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